アラフォー世代になると、そんなにたくさんのカロリーをとったつもりはないのに太りやすく、なかなか体重を落とせないというお悩みが出てきていませんか?
加齢とともに基礎代謝は下がっていくのですから、若い頃と同じように食べていれば太ってしまうのは当然のことです。
そんなお悩みを解決したいあなたに、ゆるーい糖質制限ダイエットをオススメします。
カロリーを制限するダイエットと違って空腹を我慢するストレスも少なく若返り効果?も期待でき、カラダにやさしいので、是非チャレンジしてみてください。
目次
炭水化物中心の食事からタンパク質中心に切り替えるだけ
日本人はお米中心の食事が基本のため、糖質過多になりやすいです。
ご飯茶碗1杯(150g)の糖質が55gなので、1日に3杯食べれば165gの糖質をとったことになります。
消費者庁が作成した日本人における1日あたりの炭水化物の目標摂取量は320g「栄養素等表示基準値(2015)」(※)となっています。
炭水化物には糖質と食物繊維が含まれています。
糖質は炭水化物以外にも、野菜(根菜類)や果物、調味料にも含まれているため、ご飯茶碗で3杯とってしまうと目標摂取量を超え、余剰分(ブドウ糖)が肥満だけでなくさまざまなトラブルを引き起こすことになりかねません。
(※)消費者庁「栄養素等表示基準値及び栄養機能食品に係る食品表示基準案について」より
糖質をとり過ぎた場合のデメリット
よく、疲れると甘いものが食べたくなると言うように、糖質は体内に取り込まれるとブドウ糖に分解され、エネルギーとして活用されます。
即効でエネルギー源になるため、このフレーズが多用されているのかもしれませんね。
しかし、エネルギーとして活用されず、余ってしまったブドウ糖はどうなるのかというと、余分なブドウ糖は脂肪に変換され、体脂肪として体内に蓄積されてしまうのです。
デメリットは太ることだけにとどまりません。
糖尿病のリスクも出てきます。
空腹時に炭水化物等、糖質の多いものを最初に食べると、血糖値が急上昇しインスリンが多く分泌されてしまいます。
こういった点からも、糖質のとり方やそのタイミングを考慮した方がよさそうですよね。
糖質制限し過ぎた場合のデメリット
実際、私自身が極端に糖質制限したときに陥った状況ですが、頭がぼんやりして疲れやすさを感じました。
ブドウ糖は、風邪等の体力消耗時に点滴に使われるくらい即効性のあるエネルギー源なので、足りなくなると集中力が低下したり倦怠感を感じたりする可能性につながるといえばご納得いただけるかと思います。
したがって糖質も制限し過ぎずに、適度にカラダに入れていく方が、体調良くダイエットができるのではないかと思います。
具体的な糖質制限生活とは?!
炭水化物のご飯、パン、麺類、餃子、たこ焼きやお好み焼き、を嫌いな人は多くはいないですよね?
1日3食のうちできるだけ主食は入れず、おかずのみ食べるようにするだけでも効果は1、2週間で出てくるはずです。(個人差があるので確実に体重が減るとは言い切れませんが)おかずもできれば肉類、卵等、タンパク質の多いものを食べた方が満腹感も感じられ、炭水化物抜き生活を苦痛に感じ辛くなると思いますよ。
職場の仲間や友人等と一緒に食事するときは、食べ過ぎない程度にゆるく糖質制限するのが長く続けられダイエットを成功させるコツかもしれません。
糖質制限した場合のメリット
主食を抑えることによりタンパク質や良質な油の摂取量が増え、肌にハリ、ツヤも出て体調を整える効果も出てきます。
具体的には、お昼にご飯を食べないと午後眠くなりにくいのが私にとっては1番のメリットでした。
もう1点、気づいたのは次の食事前に急激な空腹感を感じにくくなったことです。
炭水化物等の糖質を摂取した後の血糖値の急上昇が、午後の眠気や夕飯前の空腹感を助長させていたのが、糖質制限を再スタートさせてみてよくわかりました。
無理のない糖質制限ダイエットを日常に!
アラフォーになれば、成長期のこどものようなエネルギーは必要としないため、生活習慣病を気遣う意味でも糖質制限気味な生活を習慣化していった方がいいのではないかと思います。
とかく日本人は丼ものやラーメン等の炭水化物だけで食事を済ます人が多いので、おかずにシフトした食生活に変えていくことは栄養バランス的にもアップし、カラダにやさしい生活を送ることができるのではないでしょうか。
あなたも是非、ゆるーい糖質制限ダイエットにチャレンジしてみませんか?